スマホのQ&Aは何が適切か? 話題のアプリ「アンサー」「LINE Q」「Jelly」を触ってみた。

「Q&Aサイト」というものはYahoo知恵袋のようにインターネットの人気コンテンツの1つです。

スマートフォンに適切な「Q&A」の形になるのか、注目の各社から「チャット型 Q&A」が連続でリリースされました。

ということで、各アプリを触ってみたのですが、UI/UXや各アプリの狙いが微妙に違っているのが面白かったです。


目次

nanapiの「アンサー」

「ライフレシピサイトnanapi」で有名なnanapi社が出したのは「アンサー」という直球ネーミングのアプリです。

「アンサー」は、インストールしたアプリを立ち上げてからのユーザーへのアプローチが凄く丁寧と思いました。

 

まず、アプリを立ち上げた直後です。

 

いきなり「ジャンルを選べば投稿完了だよ!」と表示されます。

選ぶだけ? 質問を投稿するのじゃないの?

 

ここでユーザー登録です。

登録内容もシンプルですね。

 

すると、このように対話式でユーザーへの投稿を促します。

ユーザーの心理的なハードルを対話形式で下げてるのですね。うまい!

 

「アンサーくん」に質問ではなく「返信」してみました。

 

するとタイムラインに流れるのですが、

ここで30代、40代と近い年代の質問を表示されます。

確かに同年代の質問の方が、回答できることが多いかもしれません。

 

3分で回答が来ました。速い!

 

「アンサー」の感想

「アンサー」はシンプルですが新しいチャレンジを多数みられますね。

個人的に思ったのは以下の通り。

 

・アプリを立ち上げた際のユーザーへの質問を投稿させるまでの誘導

・ユーザー登録にFacebookのようなSNSアカウントを利用しない。

・そもそも、自前サービスのnanapiユーザーに頼らない

・対話式を前提としたUI

 

あと使ってみると分かるんですが凄くユーザーに親切ですね。

勉強になります。


 LINEの「LINE Q」

次はLINEの出した「LINE Q」。

これもそのままのアプリ名ですね。

アプリ立ち上げ。メッセージがネガティブ訴求ですね。

個人的に好きです。

 

ログインを選ぶとスマホ機能の同意、

その後にLINEログインの同意と2回の「同意」が必要です。

仕方がないかもしれませんが、少しストレスでした。

 

んで、名前登録

 

質問するカテゴリーを選択なのですが、このカテゴリーの数がハンパ無く多い。

全部見てられないと思いました。

 

後は普通に投稿して回答待ちです。LINE Qも数分で回答がきました。

 

LINE Qの感想

圧倒的なユーザー数がいるので回答速度は速いです。

ただ、決して使いにくいわけではなく普通に利用できるのですが、

「アンサー」を触ったあとだったので比べてしまい、LINE Qの方が不親切なような感じました。


 Twitter創業者が立ち上げた「Jelly」

海外アプリになってしまうのですが、Twitterの共同創業者であるビズ・ストーンが新サービスをリリースしたので話題になってる「Jelly」です。

これも「チャット型 Q&A」アプリです。

アプリを立ち上げた所。普通のWelcomeメッセージです。シンプル。

 

ログインを選択。Jellyは完全に外部snsアカウントに頼るのですね。

 

質問の投稿画面です。

JellyがアンサーやLINE Qとの一番の違いは「写真付きが前提」という所です。

 

写真を1枚撮ってから質問を投稿します。

 

投稿完了。

 

Jellyの感想

見ての通りJellyは「写真付きの質問」が前提です。

「この花の名前はなんだろう?」といったような、言葉じゃ説明しにくい質問に強くなると思います。

 

アンサー、LINE Qが「暇つぶし」の要素があったのに対して、対局するアプローチのように思えました。ツール的な要素が多いイメージ。


スマートフォン時代のQ&A

スマートフォンでは、どのような「Q&A」の形が適切なのかさぐりあってる感じですね。

触って分かるのは、PCとスマホのサービスって文脈が違うんですよね。

Jellyの写真前提なんて考え方は、実はPCだと成り立たないし。

 

検索も、人との会話も「Q&A」であると考える事もできるので、「Q&A」というコンテンツをどのように見せるのかを変えるだけで、まだまだ色々と考えられそうですね。

単純に考えても「音声」「動画」とかもあるしね。

アンサー(iOS)

LINE Q(iOS)LINE Q(Android)

Jelly(iOS)Jelly(Android)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次