2014年も終わりが近づいてきましたね。
年末になると漫画界では、「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「このマンガを読んでおくべき」など様々なメディアからマンガ大賞が発表されます。
なんだか、もはや数が多すぎてインフレ気味です。
そんなマンガ大賞を眺めていたら、個人的に面白かったマンガを書きたくなったので発表してみます。
選考基準は、2014年になって僕が読んだマンガの中からオススメをしたい漫画です。
また、長期連載ものは省いています。
春風のスネグラチカ
「無限の住人」の作者・沙村広明の短編です。
1933年、ソビエト連邦を舞台に描いた歴史ロマン。
250ページのボリュームで1冊で完結させた物語は間違いなく傑作。
まるで一本の映画を見ているような濃密な物語でした。
沙村広明の代表作になるのではないでしょうか。
ぜひ週末などに読んでほしい漫画です。
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セトウツミ
少年チャンピオンで連載中の「セトウツミ」。
男子高校生2人が川辺で話すだけの漫画。
ただ、話しているだけなのに凄く面白い。
思春期の男子高校生をテーマにすると「下ネタ」になりがちなのに、
この漫画は下ネタは使わずに、会話だけでまとめ上げてるが凄いです。
よくネタ切れしないなと思います。
「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」
という1巻のセリフは凄く好き。
そうだそうだ!普通の青春があってもいいじゃないか!
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いちえふ – 福島第一原子力発電所労働記
謎の作者・竜田一人が福島第一原子力発電所で労働したドキュメンタリー漫画。
竜田一人は、過去の漫画が一切不明の新人。
なのに、画力が高いので、見ることができない福島第一原子力発電所の現場を描き切っています。
元々はプロアシとかやってたのでしょうか。
インタビューを受けるときも顔出しはNGでやってますね。
過酷な現場も、実際に働いている人にとっては日常であるのがよく分かる。
無駄に熱苦しくもなく、悲観的でもなく、ゆったりとした視点で描かれているのが逆にリアリティを持たせてます。
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王様のヴァイキング
このブログでも記事にしたことがある「王様のヴァイキング」。
社会不適合者の天才ハッカー少年とエンジェル投資家がベンチャー目指すお話。
詳しくは過去記事みてください。
IT・WEB系の人は必読。マンガ・王様達のヴァイキングが熱い!
着ぐるみ追い剥ぎペンギン
テーマが珍しいだけでなく、しっかりとしたストーリーが熱い。
でも、個人的には結構、泣けるマンガになっています。
IT・Web系の人なら「ニヤッ」とするワードなども面白い。
ちなみに王様のヴァイキンの作者・さだやすの実父は「ああ播磨灘」の「さだやす圭」。
親子でマンガの才能ありすぎ。
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山賊ダイアリー
現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎の猟師ドキュメンタリー漫画。
猟師の世界のルールや、知られざる日常がわかって面白いです。
猟師になってみたくなること間違いなし。
動物をさばくシーンも多いのですが、絵がグロくないので大丈夫です。
狩猟をするからこそ、命は大事と考えさせることも。
ついつい何度も読み返してしまう漫画です。
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以上、5本を紹介してみました。
他にも面白かったマンガは色々あるのですが、是非読んで欲しい!と思ったものに絞っています。
よかったらどうぞー。
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